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Pink

アイスグリーン

 
氷山の裂け目に見える緑とも青ともいえない色。ドイツ語にカワセミを表すアイスフォーゲルに由来するという説がある。氷山を意味する色名ができたのは、タイタニック号の海難事故がきっかけである。

CMYK : 30,0,18,0 RGB : 174,218,204 16進法 : AEDACC


アイビーグリーン

 
蔦の一種アイビーからとられた暗い黄緑。北回帰線以北の国々では、常緑樹はしばしば永遠不滅のシンボルとして神聖視される。アイビーは常に緑を絶やさない植物としてイギリス人には身近な存在である。

CMYK : 55,0,85,45 RGB : 63,112,54 16進法 : 3F7036


青白橡(あおしろつるばみ)

 
灰みの黄緑。橡(つるばみ)はどんぐりの古名で、昔はこの実の煎汁で濃い灰色を染めることが多かった。この色名自体は橡染めとは無関係であるが、橡の字が使われている特殊な色名である。

CMYK : 55,35,73,28 RGB : 90,104,70 16進法 : 5A6846


青竹色(あおたけいろ)

 
成長した青竹のような、やわらかい青みの緑。自然の植物の色にちなむ色は黄緑系統の濃淡で表されることが多いが、この色は珍しく青みの強い緑色である。

CMYK : 50,0,35,10 RGB : 111,178,156 16進法 : 6FB29C


青丹(あおに)

 
くすんだ黄緑。丹とは土のこと。黒みのある緑色のものが上質とされ、顔料や化粧用の黛(まゆずみ)などに用いられた。「万葉集」では奈良にかかる枕詞になっていて、当時の奈良で青丹が産出したことに由来すると言われている。

CMYK : 46,33,78,6 RGB : 133,137,84 16進法 : 858954


浅緑(あさみどり)

 
少し薄い、やわらかい黄みの緑。浅緑は糸にかかる枕詞にもなっており、文学的表現としても用いられる。また、薄い緑色の色名としても使われている。

CMYK : 42,0,42,0 RGB : 142,202,160 16進法 : 8ECAA0


アップルグリーン

 
リンゴを表すやわらかい黄みの緑。日本でリンゴの色は「赤」であるが、英語圏ではリンゴと言えば「緑」。アダムとイブが蛇の誘惑に負けて食べた禁断のリンゴの実も緑で描かれている。

CMYK : 40,0,55,5 RGB : 143,193,134 16進法 : 8FC186


ウィローグリーン

 
黄みの強いくすんだ黄緑。ウィローという柳の花穂からとられた色と言われている。柳は北半球に多く分布する木で古くから色名になっている。

CMYK : 31,22,62,30 RGB : 125,127,84 16進法 : 7D7F54


ヴェルディグリ

 
西洋で緑を表す色。この緑青は銅板を酢や酸性の葡萄酒につけて緑色の錆を生じさせる古来の方法で作られた、人口緑青の緑色顔料である。

CMYK : 61,0,53,17 RGB : 78,157,121 16進法 : 4E9D79


鶯色(うぐいすいろ)

 
鶯(うぐいす)の羽毛のような、暗い緑みの黄。渋い茶色が粋とされた江戸時代に登場した色で、女性の普段着の色として大流行した。鶯は声だけでなく色も好まれていたらしい。

CMYK : 3,0,70,50 RGB : 131,130,61 16進法 : 83823D


鶯茶(うぐいすちゃ)

 
くすんだ渋い黄緑。鶯色と混用されていることが多いが、本来は鶯色よりは茶色に近い色であった。鳥の鶯の羽毛のような色から色名がうまれたのは近世になってから。

CMYK : 0,19,73,56 RGB : 113,92,31 16進法 : 715C1F


裏柳(うらやなぎ)

 
草木の裏葉の薄緑を表した色。草木の葉は日の当たらない裏は白っぽい緑色をしている。風にそよいで葉裏を見せる代表的な植物は柳であり、江戸時代にこの色名ができた。

CMYK : 28,0,40,8 RGB : 168,201,155 16進法 : A8C99B


エメラルドグリーン

 
緑色の宝石のエメラルドのような色。19世紀になってから、この色が顔料や絵の具に使われるようになった。5月の誕生石。

CMYK : 80,0,72,0 RGB : 0,176,113 16進法 : 00B071


エンペラーグリーン

 
鮮やかな緑。皇帝の緑という意味で、ナポレオンが好んだとされる色。ナポレオンは幽閉生活を送ったセントヘレナの部屋をこの色で統一し、残りの生涯を送った。彼の死後、緑色の成分から毒性が発見された。

CMYK : 75,0,73,10 RGB : 38,157,102 16進法 : 269D66


老竹色(おいたけいろ)

 
くすんで灰色を帯びた黄みの緑。成長途中の若竹の反対で、年を経て、勢いの衰えた老竹のことを指す。竹の幹の様々な様相を表す若竹色、青竹色はいずれも近世に登場した。

CMYK : 55,20,65,25 RGB : 92,125,87 16進法 : 5C7D57


オリーブ

 
未熟なオリーブの実の色に見られる、暗い黄色。旧約聖書で、ノアに洪水が引いたことを知らせる鳩がオリーブの枝を加えて箱船に帰ってきたことから、平和と和解の普遍的なシンボルになった。

CMYK : 0,10,80,70 RGB : 92,84,32 16進法 : 5C5420


オリーブグリーン

 
オリーブの葉の色に近い緑色。オリーブという色名が実の色なのか、葉の色なのか、という起源はよくわかっていない。一般にオリーブグリーンはイギリスで、オリーブはアメリカで好んで使われる傾向があったらしい。

CMYK : 20,0,75,70 RGB : 73,85,39 16進法 : 495527


オリーブドラブ

 
くすんだ暗褐色の茶。この色名はオリーブオイルに由来するわけではない。ヨーロッパ人にとってオリーブが特別な植物であるために、このような珍しい修飾語つきの色名になったのかもしれない。

CMYK : 0,7,55,70 RGB : 94,88,53 16進法 : 5E5835


鴨の羽色(かものはいろ)

 
鴨の首や羽の中にある深い青みの緑。「万葉集」に鴨の羽色を詠んだ歌があることからそれらに由来するが、色名として通用していたという根拠はない。

CMYK : 90,30,62,20 RGB : 0,105,91 16進法 : 00695B


麹塵(きくじん)

 
麹のカビの色を表すような、灰みがかった深緑。10世紀には天皇の平常着の袍に用いられた色で禁色であったが、武家の時代では武者の従者程度の身分の者でも使用できる染色の色名になった。

CMYK : 55,34,70,24 RGB : 95,111,78 16進法 : 5F6F4E


草色(くさいろ)

 
くすんだ黄緑。草の色を表す色で、緑色を表す最も一般的な色名。色名は漠然としているが、草の種類を問わず、どんな色であるかの判断がつく色である。

CMYK : 30,0,70,48 RGB : 98,120,66 16進法 : 627842


グラスグリーン

 
西洋における草の緑。西洋で草といえばおおむね牧草のことで、日本の草色でイメージする色よりは薄い色である。英語の色名では最古のものの1つで、8世紀以前には記述がある。

CMYK : 30,0,70,48 RGB : 98,120,66 16進法 : 627842


グリーン

 
鮮やかな緑。西洋では毒薬、死者の色、カビなどの不吉なイメージにも結びつくこともある。現代に至っては、機械類の塗装、工場や病院の内装の色に緑が選ばれることが多い。

CMYK : 82,0,80,0 RGB : 0,165,101 16進法 : 00A565


クロームグリーン

 
西洋の風景画の草木の葉の緑。多くの画家がこの絵の具を使うようになったのは、1860年代に入ってからと言われている。この色の登場までは、草木は黄褐色に近い色で描かれていた。

CMYK : 90,15,80,0 RGB : 0,142,94 16進法 : 008E5E


ゲイグリーン

 
オウムの羽の緑色を表す深緑色。色名の意味は、愉快な、または陽気なという意味。語源はフランス語のオウムのことをいうpapagei(パプゲ)から変化してこの色名となった。

CMYK : 38,11,100,50 RGB : 83,101,33 16進法 : 536521


苔色(こけいろ)

 
苔のような渋みのある、ややくすんだ濃い黄緑。萌黄の濃い色を苔色といい、凶色とされていたという説もある。染色などで苔色とされてきたのは、渋みのあるくすんだ黄緑色でモスグリーンに近い。

CMYK : 40,0,90,45 RGB : 87,119,47 16進法 : 57772F


コバルトグリーン

 
黄みの強い緑。ドイツ語で地の妖精コーボルトに由来する。西洋の画家がこの色を絵の具に利用できるようになったのは19世紀中頃からである。

CMYK : 70,0,60,0 RGB : 54,176,131 16進法 : 36B083


サップグリーン

 
植物の実から採取された緑。一般に植物染料には、単独で緑色を染めることができるものはほとんどないと言われているが、この色は「クロウメモドキ」という実を原料としている。

CMYK : 70,40,90,10 RGB : 87,114,68 16進法 : 577244


錆浅葱(さびあさぎ)

 
くすんだ渋味のある浅い緑みの青。この色は金属の錆とは関係なく、「寂び」に通じるくすんだ色の形容である。日本の青の色名は藍染めにゆかりの技術的色名が多い。

CMYK : 50,0,25,40 RGB : 74,128,123 16進法 : 4A807B


シーグリーン

 
海水の色からとられた黄緑。海の色には7通りの色があげられている。水は無色透明なので、岸に近い浅い海が砂の色や海草などの影響で黄緑色に見えたのであろう。

CMYK : 50,0,85,0 RGB : 128,191,90 16進法 : 80BF5A


ジャスパーグリーン

 
濃い緑色。緑色の鉱物からとられた色。緑色の鉱物であるジェードには2種類あり、そのうちの1つが古来日本で勾玉に用いられた翡翠ではないかと言われている。

CMYK : 80,28,68,10 RGB : 48,123,96 16進法 : 307B60


セージグリーン

 
乾燥させたサルビアの葉のような、暗い灰みの黄緑。セージが色名として使用されたのは15世紀以前と推測されているが、ハーブの一種や薬用の草だったりすることから、色名の来歴は漠然としている。

CMYK : 53,27,74,35 RGB : 83,103,65 16進法 : 536741


青磁色(せいじいろ)

 
磁器の青磁(せいじ)のような灰色がかったの青みの緑。青磁は平安時代に中国から伝わったとされる。主に天子に献上され、宮廷内で使われることが多かったので「秘色」と呼ばれた。

CMYK : 57,0,40,10 RGB : 93,173,148 16進法 : 5DAD94


セラドン

 
欧州での中国青磁の標準的な色で、やわらかい灰みの薄緑。フランスの「アストレ」という、田園ロマンスを描いた小説の主人公の少年「セラドン」からとられたと言われている。

CMYK : 34,10,40,0 RGB : 165,192,157 16進法 : A5C09D


ターコイズグリーン

 
トルコ石のような青みの緑。英語で青と緑の中間を表す代表的な色。青緑色の化学染料が発見され、流行色として取り上げられるようになってからこの色名が使われるようになった。

CMYK : 63,7,40,0 RGB : 87,174,155 16進法 : 57AE9B


千歳緑(ちとせみどり)

 
松の葉のような、灰みの深い緑。松は長寿であることから「常磐の松の緑」「松緑千年緑」などといって、縁起のよい色として用いられた。江戸時代の流行色、仙斎茶のもとになった色。

CMYK : 60,0,65,60 RGB : 38,90,60 16進法 : 265A3C


鉄色(てついろ)

 
焼いた鉄肌を表す、黒ずんだ青みの緑。この色は鉄の色からとも、陶磁器の下絵顔料に用いる色に由来するとも言われている。鉄のことを「くろがね」ということから、黒に近い色になったのかもしれない。

CMYK : 70,0,50,70 RGB : 6,71,57 16進法 : 064739


常磐色(ときわいろ)

 
常緑樹の葉の青みの濃い緑。年中葉の色が緑の常緑樹のことを常盤木(ときわぎ)という。英語の色名evergreenの永遠の若さに対する憧れよりも、神秘的な命に対する畏怖の念が込められている色である。

CMYK : 82,0,80,38 RGB : 0,112,66 16進法 : 007042


木賊色(とくさいろ)

 
くすんだ青みの緑。木賊(とくさ)はかつては日本の家庭によく植えられていた植物で、鑢(やすり)の代わりに木や骨、牙などを研磨するのに使われた。染色された色は武家の服色として愛用された。

CMYK : 78,34,75,0 RGB : 64,127,93 16進法 : 407F5D


生壁色(なまかべいろ)

 
乾いていない壁土のような、黒ずんだ緑みの薄い黄。壁土がすっかり乾くと、白茶けた色になる。左官職人用の用語ではなく、主に染色の色名として用いられた。

CMYK : 13,18,52,55 RGB : 106,100,69 16進法 : 6A6445


梅幸茶(ばいこうちゃ)

 
明るい灰みの黄緑。初世尾上菊五郎(俳名:梅幸)(1717〜1783)の好んだ色と言われ、代々の菊五郎に愛用され、音羽屋の色として定着した。茶といってもかなり緑に近い色である。

CMYK : 26,28,63,48 RGB : 102,95,63 16進法 : 665F3F


ハンターグリーン

 
狩猟者の服に用いられた、暗いくすんだ緑。フランスの狩猟服は黄土色であったり、風土の色によって狩猟の色は違っていたようである。19世紀に一般的に使われるようになった色。

CMYK : 90,56,100,30 RGB : 29,68,40 16進法 : 1D4428


ピーグリーン

 
豌豆(えんどう)の豆の色からとられたややくすんだ緑。もとは、絵の具や塗料のメーカーが使用し始めた色であるが、現在では繊維製品の染色の色にも使われる人気色である。

CMYK : 39,11,56,11 RGB : 139,167,118 16進法 : 8BA776


ピーコックグリーン

 
孔雀の羽根の色からとられた色名で、青と緑の中間色。孔雀の羽毛は緑の部分の方が多いのだが、ヨーロッパ人が注目したのは羽毛の青い色だったと思われる。

CMYK : 90,0,50,0 RGB : 0,164,143 16進法 : 00A48F


ピスタチオグリーン

 
ピスタチオの殻の中身の緑。ピスタチオは4000年も昔から地中海沿岸のイタリア、トルコからアフガニスタンの地域で栽培されてきた。西洋や西アジアの人々には身近なものであった。

CMYK : 40,10,50,0 RGB : 151,185,141 16進法 : 97B98D


秘色(ひそく)

 
中国の青磁器の色で、ごく薄い緑みの青。この色名は唐の時代、この色を用いた磁器が天子への供進の物として献上され、庶民の私用を禁止したところから付いたとも言われている。

CMYK : 20,0,12,0 RGB : 213,235,231 16進法 : D5EBE7


白緑(びゃくろく)

 
淡い緑色の顔料。古くからある顔料で、日本画の絵の具に使用された。一般に染色の薄い色の修飾語に「浅」「薄」ではなく、白という形容詞がつくことは珍しい。

CMYK : 20,0,27,0 RGB : 202,227,191 16進法 : CAE3BF


ビリジアン

 
くすんだ青みの緑。水酸化クロームを元に作られた絵の具の名前で、現在では代表的な緑色の絵の具である。ラテン語の緑であるヴィリディスからの造語と思われる。

CMYK : 80,0,60,30 RGB : 0,125,95 16進法 : 007D5F


ビリヤードグリーン

 
ビリヤードの台の表面の緑色のフェルトの色。この色には目が疲れず、精神を制御し、集中力を高めるという心理効果があるという。19世紀にビリヤードが普及するにつれて世界に広まった色。

CMYK : 85,0,55,60 RGB : 0,81,66 16進法 : 005142


鶸色(ひわいろ)

 
小鳥の鶸(ひわ)の羽毛のような、かなり黄色に近い黄緑。鶸の雄の羽毛からとられたと言われている。この小鳥は寒くなると日本に群れをなして渡ってくる、冬の到来を告げる使者でもあった。

CMYK : 5,0,80,20 RGB : 196,192,75 16進法 : C4C04B


フォリッジグリーン

 
陽光の中の茂った木立の色を連想させる深みのある緑。この色は、草や野菜の茂みの色や春の若葉の色ではなく、夏の木々の葉の緑色と解説されている。

CMYK : 50,20,74,10 RGB : 119,148,91 16進法 : 77945B


フォレストグリーン

 
茂みが集合した森の色を表すくすんだ青みの緑。この色が使われていた1810年代はまだ自然破壊は進んでいなくて、まだ昔ながらの深い森が残っていたと思われる。

CMYK : 70,0,55,33 RGB : 35,126,97 16進法 : 237E61


深緑(ふかみどり)

 
深く濃い緑色。深緑は文学的な名称としても用いられるが、色名としては濃い緑色、あるいは濃い藍色を表す。日本語では、緑が濃いことをしばしば青いと形容する習慣があった。

CMYK : 95,0,85,60 RGB : 0,78,45 16進法 : 004E2D


ボトルグリーン

 
ワインのボトルに使われた、暗い緑色のガラスの色。昔は、ワインは樽で輸送され、携帯用は皮袋が用いられていたが、17世紀になり、コルクとガラス瓶が主流になった。それによりワインは広く普及した。

CMYK : 80,0,70,65 RGB : 0,75,50 16進法 : 004B32


抹茶色(まっちゃいろ)

 
抹茶のような薄黄緑。抹茶が茶の中では特別な作法を伴う茶になったことから作られた新しい色名である。ソフトなイメージが流行する時よく登場する色。

CMYK : 10,0,60,25 RGB : 173,179,103 16進法 : ADB367


松葉色(まつばいろ)

 
松の葉のような、くすんだ黄緑。「松の深緑」という言葉があるように、松は深緑の代表として使われる。一年中緑が絶えない常緑樹は不滅の象徴として珍重され、松の緑は特にめでたい色とされてきた。

CMYK : 33,0,60,40 RGB : 106,134,85 16進法 : 6A8655


マラカイトグリーン

 
強く鮮やかな緑。マラカイトまたは孔雀石(くじゃくいし)と呼ばれる鉱物の色。古代エジプトでは、目を守るための呪いとして、この石を細かく砕いてアイラインとして使用していた。

CMYK : 90,0,85,10 RGB : 0,147,87 16進法 : 009357


海松色(みるいろ)

 
暗い灰みの黄緑。海松(みる)は磯の干潮線より下に着生する海藻の一種で、主に食用に採取されていた。万葉集にも海松を詠んだ歌があり、古くから海辺の人々には馴染みの深いものであった。

CMYK : 0,0,50,70 RGB : 95,95,59 16進法 : 5F5F3B


ミントグリーン

 
リキュールのハッカ酒からとられた明るい緑。1920年頃の流行色で、黄色染料と藍の青色とを混ぜて作られた緑色である。ハッカのミント系植物のついた色名は20世紀初頭に多く考案された。

CMYK : 45,0,50,0 RGB : 135,198,147 16進法 : 87C693


萌葱色(もえぎいろ)

 
葱の芽の萌え出る色を連想させる、暗い緑。古語辞典では、萌黄と萌葱は同じ色を表す色とされていた。歌舞伎の定幕色に用いられている3色は黒、柿色、そして萌葱色である。

CMYK : 80,0,65,50 RGB : 0,109,77 16進法 : 006D4D


萌黄(もえぎ)

 
強い黄緑。春の若い芽や木が萌え立つような色。代表的な春の色でもあるが、若者の象徴でもある。軍記物に登場する若武者はたいてい、萌黄縅(もえぎおどし)の鎧や直垂を身に付けている。

CMYK : 38,0,84,0 RGB : 160,202,90 16進法 : A0CA5A


モスグリーン

 
苔色を表す深緑。この色は染色物の色名として使われ始めたようで、近代繊維産業における流行色として登場したと思われる。

CMYK : 25,13,75,46 RGB : 107,112,58 16進法 : 6B703A


柳色(やなぎいろ)

 
柳の葉のような、やわらかい灰みを含んだ黄緑。中国の詩文の影響か、日本でも古くから柳は広く愛好されてきた。襲(かさね)の色目にも、柳、青柳、黄柳などの名称があり、柳色は春の色として平安貴族に愛好された。

CMYK : 42,12,61,0 RGB : 147,179,122 16進法 : 93B37A


ライムグリーン

 
黄と緑の境界の色。柑橘系のライムの果実の色であるとも、菩提樹の色ともいえるため、混同を招く色である。ヨーロッパ産の菩提樹はアメリカでライムツリーと呼ばれている。

CMYK : 40,0,40,0 RGB : 147,204,164 16進法 : 93CCA4


リーフグリーン

 
木の葉の表の色を表す強い黄緑。木の葉色という意味の英語の色名は、日本語の萌黄に通じる親しみやすさがあるらしい。

CMYK : 40,0,80,12 RGB : 137,179,86 16進法 : 89B356


リンカーングリーン

 
かなり黄みのあるくすんだ緑。イギリス東部のリンカーンシャーで織られた羅紗布の染色に用いられた色。この色名は南北戦争を終結させたアメリカ16代大統領のエイブラハム・リンカーンとは関係がない。

CMYK : 37,22,60,54 RGB : 80,89,62 16進法 : 50593E


緑青色(ろくしょういろ)

 
孔雀石のようなくすんだ青みの緑。銅の表面に生じる緑色の錆のような色。仏教伝来と共に中国から日本に伝わった顔料の1つで、絵画、彫刻、建築などの塗装に用いられた。

CMYK : 57,0,60,40 RGB : 63,121,85 16進法 : 3F7955


若草色(わかくさいろ)

 
芽を出し始めた若草のような、鮮やかな黄緑。「若」という修飾語は新鮮なことを表す言葉で、染色の場合は明るい色のことを言う。

CMYK : 28,0,92,0 RGB : 187,211,71 16進法 : BBD347


若竹色(わかたけいろ)

 
若い竹をイメージしたさわやかな緑。自然に生えた竹を見る機会がなかったからなのか、英語に若竹や青竹に当たる色名はない。竹を意味するバンブーは竹細工の工芸品の色で、枯竹色に当たる。

CMYK : 60,0,55,0 RGB : 93,185,139 16進法 : 5DB98B


若苗色(わかなえいろ)

 
水田一面に広がる稲の苗のような、やや黄みがかった薄い緑。若と形容される色は春の新芽や若葉の色のことなので、たいてい春に着用される衣服に用いられるが、この色は夏の色であった。

CMYK : 40,10,50,5 RGB : 144,177,134 16進法 : 90B186


若葉色(わかばいろ)

 
草木の若葉のようなやわらかい黄緑。英語の色名にもスプリンググリーンという黄緑色がある。若葉の色は巡ってきた春を迎える喜びと密接に結びついている。

CMYK : 28,0,52,10 RGB : 166,196,134 16進法 : A6C486