ColorDictionary

Pink

赤朽葉(あかくちば)

 
紅葉した葉が土に朽ちるときの、くすんだ黄赤。秋に枝から落ちて散り敷く木の葉を連想させる色。平安時代、貴族が秋に着用する狩衣などに用いられた。

CMYK : 0,65,70,0 RGB : 228,115,83 16進法 : E47353


赤白橡(あかしろのつるばみ)

 
薄い黄みの赤。「橡」とはドングリの古名。ハゼの黄色に茜の赤を染め重ねた色で、実際の橡は使っていない。この色は禁色であった。

CMYK : 10,37,37,8 RGB : 198,152,133 16進法 : C69885


アプリコット

 
杏の実のような淡い黄赤。西洋では果実の色が色名になっている。西洋ではジャムをつくる果実の色はたいてい色名になっている。日本語にこの色はなく、明治時代に訳されて杏色ができた。

CMYK : 0,35,52,0 RGB : 247,185,126 16進法 : F7B97E


洗柿(あらいがき)

 
柿色を洗い晒したような薄い赤茶。元禄時代には一般に広く愛用されていたが、井原西鶴が活躍した江戸末期にはあまりきれいな色とは思われていなかったようである。

CMYK : 10,50,60,0 RGB : 211,137,103 16進法 : D38967


洗朱(あらいしゅ)

 
洗い晒したようなくすんだ黄赤。朱は色が赤いほど値打ちがあるとされていた。布を洗うと染色の色が徐々に薄くなるため、この形容が生まれた。

CMYK : 0,68,71,10 RGB : 205,99,73 16進法 : CD6349


杏色(あんずいろ)

 
熟した杏の実のような、やわらかい黄赤。日本では唐桃の名で知られた中国渡来の植物だったが、果実の色からとられた名前は近代までなかった。英語のアプリコットの訳語。

CMYK : 0,35,55,0 RGB : 240,172,120 16進法 : F0AC78


鉛丹色(えんたんいろ)

 
鉛丹(えんたん)とは明るい赤橙色の顔料。正倉院にも当時のまま伝世されており、非常に貴重な顔料であった。鉄骨などの錆止め塗料として用いられることが多い。

CMYK : 0,70,63,5 RGB : 216,101,84 16進法 : D86554


黄土色(おうどいろ)

 
濃い赤みの黄。黄土は北半球のほとんどを覆っているので、恐らく人類最古の絵の具の原料だったと思われる。現在でも黄土の絵の具はどの国でも人気がある。

CMYK : 0,35,70,30 RGB : 171,124,69 16進法 : AB7C45


黄丹(おうに)

 
黄と赤の両方の色合いを持つ色。「おうたん」とも読む。古来より宮廷で着用された皇太子専用の朝服の袍の色で、現代でも皇太子の式服として用いられている。

CMYK : 0,65,70,0 RGB : 228,115,83 16進法 : E47353


柿色(かきいろ)

 
柿の実のような赤みをおびた橙色。近世の染色の名前で照柿(てりがき)は、木の上で完熟した柿の実が夕陽に照らされている色名。柿の原産地は東洋なので、欧米ではkakihが果実の名前である。

CMYK : 0,70,75,0 RGB : 226,105,74 16進法 : E2694A


土器色(かわらけいろ)

 
土器のようなくすんだ黄赤。釉薬をかけずに焼いた素焼きを「かわらけ」といった。食器や行灯の油皿などに用いられていた。

CMYK : 0,38,57,24 RGB : 195,120,84 16進法 : C37854


萱草色(かんぞういろ)

 
萱草(かんぞう)の花のような黄みがかった赤。平安時代、この色は喪の折に着用される凶色だった。忌事があった際に華やかな紅の色は遠慮し、萱草色を着用したと考えられている。

CMYK : 0,48,76,0 RGB : 235,145,82 16進法 : EB9152


狐色(きつねいろ)

 
狐の背色に似た黄褐色。日本語には動物に由来する色名は少ない。この色は染色や絵画に使われる色の名称ではなく、食べ物がこんがり焼けた状態の形容詞として用いられる。

CMYK : 25,68,91,0 RGB : 177,100,59 16進法 : 9F4639


キャロットオレンジ

 
ニンジンのような少し赤みのあるオレンジ。ニンジンが初めて色名に使われるようになった17世紀後半頃はキャロットレッドと呼ばれていた。

CMYK : 0,67,80,10 RGB : 206,101,63 16進法 : CE653F


金茶(きんちゃ)

 
金色のような黄褐色。この金茶は明治時代に何度か流行した色。この色の別名「宝茶」をについては、金は宝なので金茶が宝茶とも呼ばれたという説もある。

CMYK : 0,50,100,10 RGB : 211,128,39 16進法 : D38027


クロームオレンジ

 
フランスの科学者が作ったオレンジ色の顔料。クロームとは、もともとギリシャ語で皮膚の色を表す言葉だった。

CMYK : 0,68,100,0 RGB : 227,106,39 16進法 : E36A27


柑子色(こうじいろ)

 
温州蜜柑の皮のような明るい黄赤。柑子は「かんじ」とも読み、ミカンの一種。柑子蜜柑は、温州蜜柑の遠い先祖と言われている。

CMYK : 0,40,75,0 RGB : 238,160,87 16進法 : EEA057


黄金色(こがねいろ)

 
金色。銀の美称「しろがね」に対して、金は「こがね」。仏教関係では「こんじき」と読む。金は錆びることがなく、生まれたままの色を保つことから生色(しょうじき)とも言われる。

CMYK : 10,46,98,0 RGB : 214,142,49 16進法 : D68E31


小麦色(こむぎいろ)

 
小麦の穀粒のような黄みのある薄茶色。英語のwheatの訳語。日本では日焼けした健康的な肌を表す言葉だが、イギリスやアメリカでは小麦色程度では日焼けの形容にならないらしい。

CMYK : 0,42,63,10 RGB : 214,143,94 16進法 : D68F5E


ゴールデンイエロー

 
強い赤みの黄。英語の修飾語として、ゴールドやゴールデンは通常は赤みの黄色を表す言葉としていろいろな色名につけられている。

CMYK : 0,35,70,0 RGB : 240,170,97 16進法 : F0AA61


サフランイエロー

 
サフランの雌しべのような鮮やかな赤みの黄。ヨーロッパにおける黄色の伝統色で、布や糸を染めるだけでなく、食品の色づけや香料にも使われている。

CMYK : 0,48,100,0 RGB : 234,143,43 16進法 : EA8F2B


纁(そひ)

 
緋色の薄赤い色。「そび」という鳥の腹毛の色に由来するという説もある。色も漢字も中国から伝わったと言われ、古くから装束の染色に用いられた。

CMYK : 0,70,68,4 RGB : 218,102,80 16進法 : DA6650


代赭(たいしゃ)

 
くすんだ黄赤。「赭」とは赤土のこと。昔、中国の代州という所で取れた良質の土を絵の具として使った。日本画で木や樹木、人間の肌色などの色彩によく使われる。

CMYK : 0,70,84,30 RGB : 161,75,44 16進法 : A14B2C


橙色(だいだいいろ)

 
赤と黄の中間色。中国の色名「とうしょく」が日本語化したもの。橙の実は、次年の実がつくまで落ちないため「代々(だいだい)」になり、縁起がよいため正月のお飾りにも使われるようになった。

CMYK : 0,60,100,0 RGB : 230,121,40 16進法 : E67928


タンジャリン

 
鮮やかなオレンジ。モロッコの港町タンジール産のオレンジという意味。果物のオレンジから名づけられた色名にはマンダリンオレンジもある。タンジャリンはマンダリンオレンジよりも皮の色の赤みが濃いものを指す。

CMYK : 5,77,90,0 RGB : 213,89,53 16進法 : D55935


チャイニーズレッド

 
朱色のような黄みの赤。西洋人にとっては黄みのある赤は東洋的な赤と感じられるらしく、この色名は東洋古来の朱色を連想させる。

CMYK : 0,65,75,0 RGB : 228,114,76 16進法 : E4724C


土色(つちいろ)

 
湿った土のような、くすんだ赤みの黄。土気色(つちけいろ)ともいう。恐怖で青ざめた顔色、病人、死人の肌の色や血の気のない顔色の表現に使われる。

CMYK : 0,47,70,32 RGB : 163,104,64 16進法 : A36840


テラコッタ

 
焼いた赤土を表す茶色かかったオレンジ。イタリア語の「焼いた土」に由来し、陶器や建築用素材などに使われる素焼きの焼き物を指す言葉。

CMYK : 0,57,52,30 RGB : 165,94,79 16進法 : A55E4F


肉桂色(にっけいいろ)

 
乾燥させた肉桂(にっけい)の樹皮のようなくすんだ黄赤。肉桂が香料として中国から輸入され、栽培が始まったのは18世紀頃。英語のシナモンの訳語。

CMYK : 0,60,60,12 RGB : 204,111,88 16進法 : CC6F58


肌色(はだいろ)

 
日本人の肌よりも鮮やかな黄赤。絵に描かれた人物の肌のような理想化された色。肌という言葉も古くから使われていたのだが、昔は宍色(ししいろ)の方が一般的だった。

CMYK : 0,15,25,0 RGB : 248,216,183 16進法 : F8D8B7


バーミリオン

 
銀朱の顔料と色を表すあざやかな黄みの赤。アラビアの錬金術師ジャービル・ブン・ハッヤーンが、西暦700〜900年台に人造朱の製造に初めて成功したと言われている。

CMYK : 0,75,75,0 RGB : 225,95,72 16進法 : E15F48


バーントシェンナ

 
濃い赤みの茶。イタリアのトスカーナ地方のシエーナは色の美しい土の採掘場として知られており、代表的な茶褐色顔料とされていた。

CMYK : 0,67,70,35 RGB : 152,74,54 16進法 : 984A36


ピーチ

 
桃の果実のような薄いオレンジ。日本語の桃色が桃の花の色を表すのに対し、英語の色名であるピーチはよく熟した桃の果実の色を表す。西洋ではジャムをつくる果実の色はたいてい色名になっている。

CMYK : 0,20,30,0 RGB : 246,206,170 16進法 : F6CEAA


フォイーユモルト

 
枯れ葉のような暗いオレンジ。鮮やかに紅葉した木の葉の色ではなく、散った落ち葉の色。フォイーユモルトは枯れ葉を意味するフランス語である。

CMYK : 20,80,80,15 RGB : 159,70,57 16進法 : 9F4639


フレッシュ

 
人間の肌の色を示す色。フレッシュは人間や動物、果実の肉のことであり、日本語では「肉色」とすることもある。日本語の肌色よりも白色人種の肌の色に近い色。

CMYK : 0,22,30,5 RGB : 234,193,162 16進法 : EAC1A2


マリーゴールド

 
鮮やかな赤みの黄で、西洋の山吹色にあたる色。マリーゴールドと山吹色の両方に共通するのは、黄金の色の連想である。この花は南ヨーロッパ原産の植物で、和名では金盞花。

CMYK : 0,50,95,0 RGB : 234,140,52 16進法 : EA8C34


マンダリンオレンジ

 
中国産のミカンから名づけられたオレンジ色。マンダリンは中国清朝の官吏のことで、この色名は彼らが身につけていた服の色によるとの説がある。

CMYK : 0,40,90,5 RGB : 226,152,59 16進法 : E2983B


蜜柑色(みかんいろ)

 
温州蜜柑のような鮮やかな黄赤。橙色と似ているが、蜜柑色の方がやや黄みが強いオレンジである。色名として定着したのは現代に入ってから。

CMYK : 0,55,100,0 RGB : 232,130,42 16進法 : E8822A


メイズ

 
トウモロコシの穀粒の色を示すくすんだ黄赤。トウモロコシは大航海時代に全世界に知られるようになった穀物で、アメリカ先住民の穀物を意味するzeamaysに由来する。

CMYK : 6,30,45,10 RGB : 205,163,125 16進法 : CDA37D


雄黄(ゆうおう)

 
明るい黄みの色。雄黄は強い毒性をもつ鉱物であるが、鮮やかな黄色であるため古くから顔料として用いられていた。

CMYK : 0,32,65,0 RGB : 242,177,106 16進法 : F2B16A


駱駝色(らくだいろ)

 
駱駝(らくだ)の毛のようなにぶい赤。質感のある革製品を思わせる色。駱駝は奈良時代前にはすでに渡来していたが、一般に知られるようになったのは江戸時代になってから。

CMYK : 0,50,60,30 RGB : 167,104,75 16進法 : A7684B


煉瓦色(れんがいろ)

 
赤煉瓦のような暗い黄赤。西洋の煉瓦は様々な色があり、一概に赤茶色のものばかりではない。日本語で煉瓦色は英語のブリックレッドの訳語。

CMYK : 0,70,70,33 RGB : 156,72,54 16進法 : 9C4836


ローシェンナ

 
天然顔料として絵の具や塗料に使われていた強い黄赤。典型的なイタリアの大地を表す色。ローシェンナはイタリア中央部の都市の名前シエーナに由来する。

CMYK : 0,55,80,15 RGB : 198,114,63 16進法 : C6723F