ColorDictionary

Pink

退紅(あらぞめ)

 
紅色が色褪せたような薄い色。もとは「荒染」や「洗染」と書かれていたが、高価な紅染を洗いさらしたわけではなく、薄く紅染めにした色であったと言われている。

CMYK : 13,52,34,0 RGB : 203,133,132 16進法 : CB8584


一斤染(いっこんぞめ)

 
紅花で絹を染めた淡いピンク。古代、紅花は高価で一般の使用が禁じられていた。濃い紅色を禁じるために絹一疋(2反)を染める紅花の量を紅花一斤(600g)と定めたという。

CMYK : 0,90,40,15 RGB : 188,51,84 16進法 : BC3354


オールドローズ

 
くすみがかったピンク。19世紀のビクトリア朝時代に流行した色。英語の色名にオールドという形容がつくと、灰色を帯びたくすんだ色を表す。

CMYK : 0,50,23,15 RGB : 201,126,132 16進法 : C97E84


オーロラ

 
夜明けの東の空の色を表すやや黄みのピンク。極域近辺に見られる大気の発光現象の名称は、ローマ神話の暁の女神アウロラに由来する。

CMYK : 0,53,50,0 RGB : 233,138,113 16進法 : E98A71


オペラモーヴ

 
紫みを帯びた艶のあるピンク。19世紀後半のオペラ風の流行とこの色名の関係は定かではないが、イギリスの王立劇場の装飾に赤紫や紫が使用され、華やかな雰囲気を演出している。

CMYK : 8,48,0,0 RGB : 214,145,181 16進法 : D691B5


カメリア

 
椿の花の色からとられた濃い紫みのピンク。悲恋小説「椿姫」に代表されるように、椿は19世紀のヨーロッパで広く愛される花だった。

CMYK : 0,77,35,7 RGB : 209,86,106 16進法 : D1566A


コーラルピンク

 
珊瑚のようなピンク。古くは桃色ではなく赤色を表した色。近代では、珊瑚を連想させる色の一般的な形容として、ピンク色から赤みのオレンジ色までの系統の色を表す。

CMYK : 0,52,40,0 RGB : 242,155,138 16進法 : F29B8A


紅梅色(こうばいいろ)

 
淡く紫がかった紅色。平安時代に愛好された染色で、襲の色を始め当時の文献にしばしば登場する。「枕草子」では女の表着として紅梅色をあげている。

CMYK : 0,48,25,0 RGB : 234,147,149 16進法 : EA9395


サーモンピンク

 
鮭の切り身のような黄みをおびたピンク。魚の肉からとられた色名は他には見あたらず、1770年代から使われている伝統色。日本語の鮭色はこの色の訳語である。

CMYK : 0,40,40,0 RGB : 238,164,137 16進法 : EEA489


桜色(さくらいろ)

 
満開の桜の花のような淡い色。この色が表す桜はソメイヨシノではなく山桜である。桜鯛や桜貝など淡紅色の色を持つ生物の和名には桜がつくものが多い。

CMYK : 0,7,3,0 RGB : 252,238,235 16進法 : FCEEEB


珊瑚色(さんごいろ)

 
赤みのある珊瑚の色。珊瑚は古来より装飾具に用いられていた。仏典の七宝の中にも珊瑚があげられており、赤珊瑚は宝物として特に珍重されていた。

CMYK : 0,42,28,0 RGB : 237,160,152 16進法 : EDA098


シェルピンク

 
貝殻の内側の淡いピンク。光の干渉現象によって貝殻の膜面がピンク色に見えやすく、19世紀に薄いピンク色の名前として名づけられた。

CMYK : 0,15,16,0 RGB : 248,217,197 16進法 : F8D9C5


東雲色(しののめいろ)

 
明け方の東の空が夜明けの光に色づくのを思わせる、ほのかな黄赤。「曙色」とも呼ばれる。江戸時代前期に流行した曙染が由来ではないかと言われている。

CMYK : 0,59,55,0 RGB : 231,127,104 16進法 : E77F68


シュリンプピンク

 
茹でた海老の殻の色のようなピンク。シュリンプは食用の小エビを指し、プローン(やや大きい車海老)やクルヴェットは茹でた海老の殻の色を表す。

CMYK : 0,61,48,10 RGB : 207,112,100 16進法 : CF7064


チェリーピンク

 
さくらんぼの実のような赤い色。ヨーロッパでも桜の花は咲くのだが、人々の関心は花よりも果実の方にあり、中世の頃から色名として親しまれている。

CMYK : 0,70,6,0 RGB : 235,110,159 16進法 : EB6E9F


躑躅色(つつじいろ)

 
赤い躑躅(つつじ)の花から名づけられた、紫みの強い赤。清少納言は「枕草子」で、冬に着る下襲(したがさね)という服の筆頭の色に躑躅色をあげている。

CMYK : 0,80,3,0 RGB : 223,84,143 16進法 : DF548F


鴇色(ときいろ)

 
トキが飛ぶときに見える風切羽の薄いピンクから名づけられた。特別天然記念物のトキは朱鷺、桃花鳥とも呼ばれる。2003年に絶滅したこの鳥は、江戸時代まではいたる所にいたありふれた鳥だったそうである。

CMYK : 0,40,10,0 RGB : 236,165,178 16進法 : ECA5B2


撫子色(なでしこいろ)

 
撫子の花のような薄い赤紫。桃色ほど一般的に使われていないが、古くからの伝統色の1つ。野生の河原撫子は大和撫子と言われ、日本女性の代名詞である。

CMYK : 0,48,16,4 RGB : 225,143,155 16進法 : E18F9B


ネールピンク

 
健康な人の生き生きとした指爪のピンク。1955年までの色名辞典にこの色名はなく、欧米よりも日本でよく使われるようになった和製英色名と言われている。

CMYK : 0,16,20,0 RGB : 248,214,190 16進法 : F8D6BE


灰桜(はいざくら)

 
灰色がかった桜色を表す色。日本語ではグレーの無彩色周辺には固有の色名がほとんどない。灰色の色名自体が新しく、灰桜は江戸時代の流行色では桜鼠となる。

CMYK : 0,10,10,10 RGB : 226,208,195 16進法 : E2D0C3


パステルピンク

 
白色が混ざったような淡いピンク。パステルは光を拡散反射し、白っぽい柔らかな感じの色に見える。レッドやイエローなどの原色にはパステルという形容詞は使われない。

CMYK : 16,27,18,0 RGB : 203,179,178 16進法 : CBB3B2


フューシャピンク

 
フクシアの花のような赤紫。色名は16世紀ドイツ人のレオンハルト・フックスに由来する、フューシャという熱帯の花の色からとったとされている。

CMYK : 10,60,10,0 RGB : 222,130,167 16進法 : DE82A7


フレッシュピンク

 
人間の手のひらや頬などの淡いピンク。「フレッシュ」がつく色名は肌の色を表すことが多い。フレッシュピンクは最も美しい部位の色を表していると言われている。

CMYK : 6,22,9,0 RGB : 228,198,200 16進法 : E4C6C8


ベビーピンク

 
ふっくらとした赤ちゃんの肌を連想させる、やわらかで淡いピンク。19世紀後半から、乳幼児服として習慣的に用いられるようになった色である。

CMYK : 0,12,12,0 RGB : 250,224,207 16進法 : FAE0CF


牡丹色(ぼたんいろ)

 
鮮やかな赤紫。牡丹の花弁が幾重にも重なって見える様子からとられた色名。現代では、華麗な赤紫色を表す唯一の日本語の色名である。

CMYK : 3,77,0,0 RGB : 217,93,151 16進法 : D95D97


マゼンタ

 
印刷インクやカラー写真などの三原色の1つである赤紫。元々はイタリアの地名。ウェブカラーとしてのマゼンタはフューシャと同一の色として定義されている。

CMYK : 0,100,0,0 RGB : 215,21,126 16進法 : D7157E


桃色(ももいろ)

 
桃の花のような淡い紅色で、古くは桃染の色のこと。古代中国では桃は長命の象徴で、その木は魔除けの力があるとされ、お守りに用いられた。日本では女の子の雛祭りにかかせない花になっている。

CMYK : 0,55,25,0 RGB : 232,134,143 16進法 : E8868F


ローズピンク

 
ピンク色に近いバラを表す色。花の色からとられた英語の色名としては最古の1つ。古代ギリシャ詩人ホメロスは朝焼けの空を「バラの指をした曙」と形容した。

CMYK : 0,50,25,0 RGB : 233,143,147 16進法 : E98F93


ローズレッド

 
濁りのない明るい色調の赤。仏語のrose、独語のrosaなどのバラの色を指す色は英語のピンクに相当する色を表しており、本来ローズは薄紅色だったと考えられる。

CMYK : 0,78,18,0 RGB : 224,88,129 16進法 : E05881