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Pink

アマランスパープル

 
強い紫みの赤。昔のヨーロッパの人々が空想の中で作りだした、永遠に萎むことのない常世の花がアマランスである。アマランスは始め深紅色の花として想像されていた。

CMYK : 60,100,50,0 RGB : 112,47,84 16進法 : 702F54


アメシスト

 
赤みの紫。アメシストは紫水晶のこと。アメシストはもとはギリシャ語で酒に酔い潰れないという意味で、酒の酔いを防ぐ力があると思われていた。2月の誕生石。

CMYK : 64,80,0,0 RGB : 117,70,152 16進法 : 754698


ウィスタリア

 
藤色を表す淡い青みの紫。ウィスタリアは英語で藤の花を意味する。「藤色」という色は「藤」の字を持つ藤原家の隆盛に伴って、また藤の旺盛な生命力や豊かな芳香にちなんで、平安時代を中心に高貴な色として愛された。

CMYK : 50,45,0,0 RGB : 124,127,177 16進法 : 7C7FB1


薄色(うすいろ)

 
紅花で染めた薄い紫みの赤。薄色といえば一般的に薄い色全般を指すが、伝統色名としては紫の薄い色のことである。日本で官位を象徴する衣服の色の最高位は紫と決まっていたので、濃色、薄色といえば紫の濃淡であることは言うまでもないことだった。

CMYK : 25,35,10,30 RGB : 133,117,133 16進法 : 857585


江戸紫(えどむらさき)

 
濃い青みの紫。古今和歌集にある歌によって紫は縁(ゆかり)の色と呼ばれ、紫草は武蔵野(江戸)の名草とされていた。この故事に由来して京紫に対して江戸で染めた紫ということからこの名がついた。

CMYK : 60,72,0,12 RGB : 99,78,134 16進法 : 634E86


葡萄色(えびいろ)

 
深い赤紫。葡萄色とは、やや紫を帯びた暗い赤を指す色名で、英語の色名ワインレッドの色に近いとされる。山葡萄は古くは「えびかずら」と呼ばれ、この色名は山葡萄の実から名づけられた。

CMYK : 31,94,56,53 RGB : 79,18,37 16進法 : 4F1225


オーキッド

 
ラン科の植物の花の色のような、やわらかい薄紫。化学染料が使われるようになった1915年以降の流行色で、そのイメージのわかりやすさから「オーキッドアメジスト」や「オーキッドパープル」などのたくさんの派生色名が生まれた。

CMYK : 15,40,0,0 RGB : 199,155,188 16進法 : C79BBC


楝色(おうちいろ)

 
楝(せんだん)の花のような、明るい青紫。「おうち」は楝の古名。5月頃に咲くので、平安時代には端午の節句に菖蒲や蓬(よもぎ)とともに飾られ、襲(かさね)の色目では夏の色とされた。

CMYK : 63,70,0,0 RGB : 105,88,151 16進法 : 695897


褐色(かちいろ)

 
紺色よりさらに濃い、暗い紫みの青。褐(かち)とは、もとはごわごわした粗末な布で作られた衣服のこと。江戸時代には「かちんいろ」と呼ばれていた。褐を勝に置き換え縁起をかついで武具の染色などによく利用された。

CMYK : 35,27,0,65 RGB : 68,75,91 16進法 : 444B5B


京紫(きょうむらさき)

 
やや赤みを帯びた紫。京都で染められていた紫なので、江戸紫に対して呼ばれるようになった色名。紫根に酢と椿灰汁で染めた色。古代紫を継承する本格派の紫とされている。

CMYK : 62,84,33,10 RGB : 100,61,97 16進法 : 643D61


滅紫(けしむらさき)

 
やや黒みがかった濃い紫。「めっし」とも読み、紫草を熱して染めた色。紫根は低温で染めると華やかな紫色になり、高温だと灰みの色になる。灰みの色はその色らしさが枯れるという意味で「滅」という字を修飾語に選んだと言われている。

CMYK : 50,70,30,50 RGB : 70,48,66 16進法 : 463042


濃色(こきいろ)

 
濃い紫。古代日本においては、色と言えば紫のことで、紫は高貴な色の象徴だった。推古11年に聖徳太子によって定められた「冠位十二階」の最高位の色。

CMYK : 88,100,70,0 RGB : 63,48,69 16進法 : 3F3045


古代紫(こだいむらさき)

 
やや黒みをおびたくすんだ紫。江戸時代に紫屋業界が、新しい今風の派手な紫色を今紫と呼ぶのに対比して、古代を思わせる紫として名づけたと言われている。

CMYK : 35,63,0,32 RGB : 112,76,115 16進法 : 704C73


紺藍(こんあい)

 
濃い青紫。藍染の色の代表的な色名の紺と藍が合体したという意味の色名。藍染で何度も染め重ねると紫金色のいわゆる藍の花が表面に現われる。

CMYK : 75,70,0,25 RGB : 60,65,116 16進法 : 3C4174


紫苑色(しおんいろ)

 
蝦夷菊(紫苑)の花のような、くすんだ青紫。平安貴族の人々は紫を至上の色として尊重しただけでなく、色としてこの上なく美しい色と感じていた。清少納言は紫の花を「めでたきもの」「なまめかしきもの」として好み、紫苑色を「あでやかなるもの」として取り上げている。

CMYK : 72,80,0,0 RGB : 89,71,140 16進法 : 59478C


紫紺(しこん)

 
濃い紺色がかった暗い紫。紺色の中で最も紫みの強い色が紫紺と呼ばれる。この色はその荘厳さ故に高校野球の優勝旗の色としてよく使用されている。

CMYK : 45,80,0,70 RGB : 46,16,49 16進法 : 2E1031


菖蒲色(しょうぶいろ)

 
花菖蒲(はなしょうぶ)の花のような、鮮やかな青みの紫。菖蒲と書いて「あやめ」とも読む。アヤメ科の多年草で初夏、黄色い筋のある紫の花をつける。菖蒲色は尚武にかけて端午の節句の服色ともされていた。

CMYK : 70,82,0,0 RGB : 93,68,138 16進法 : 5D448A


菫色(すみれいろ)

 
スミレの花のような鮮やかな青紫。明治初期の雑誌「明星」では星菫派と呼ばれる一派があり、日本の文学的色名として愛用された。

CMYK : 65,72,0,0 RGB : 101,85,149 16進法 : 655595


チリアンパープル

 
澄んだ赤みの紫。「チル(Tyr)またはテュレ(Tyre)の紫」という意味。西洋における古代紫のことで、紫貝の分泌液で染めた色と言われている。

CMYK : 37,94,20,10 RGB : 139,44,100 16進法 : 8B2C64


茄子紺(なすこん)

 
茄子の実のような暗い紫よりの紺。藍染めの伝統により細かく分類された紺色の一種で、英語にもエッグプラントという色名がある。本来紺色は濃い紫みの青のことで、その中でも紫が強いものを紫紺という。高校野球の優勝チームに授与されるのは紫紺の優勝旗である。

CMYK : 40,73,0,70 RGB : 51,25,54 16進法 : 331936


似紫(にせむらさき)

 
くすんだ青みの紫。江戸時代に流行した紫染。紫根染は大変高価だったため、安価であり簡単に染められる紫色の染色にこの名がついた。井原西鶴は「好色一代女」の中で客引きの茶屋女に似紫の着物を着せている。

CMYK : 80,100,50,0 RGB : 77,44,82 16進法 : 4D2C52


パープル

 
鮮やかな紫。紀元前13世紀に古代フェニキア人の重要な交易物質だった貝紫に由来する。この太古の紫は東ローマのビザンチン帝国の権威権力を飾った色として歴史上有名な色である。

CMYK : 45,65,0,0 RGB : 137,100,157 16進法 : 89649D


バイオレット

 
菫の花の色のような青紫。1666年にニュートンがプリズムで太陽光線の分光実験を行い、虹の7色の1色をバイオレットと記載してからこの色が重要な色彩語になった。

CMYK : 65,75,0,0 RGB : 101,81,146 16進法 : 655192


半色(はしたいろ)

 
紫より少し薄い鮮やかな紫。半(はした)とは、「中間の」とか「半端の」という意味で、禁色であった紫から少しはずれた色(少し薄い色)という意味である。どの色にも規定に合わない色はあったはずだが、紫の半端な色を主に半色といった。

CMYK : 42,50,10,5 RGB : 138,118,152 16進法 : 8A7698


鳩羽色(はとばいろ)

 
鳩の背羽のくすんだ青。鳩羽鼠ともいう。明治から大正にかけて、藤色と共に和服の地色としてよく用いられ流行した色。紫みの鼠色は上品な色とされ、江戸時代から明治末まで次々と作られた。

CMYK : 20,30,0,30 RGB : 141,128,149 16進法 : 8D8095


パンジー

 
パンジーの花のような、濃い紫。パンジーは首を傾げて考えているように見えるので、フランス語で思考を意味するPensee(パンセ)から名前がつけられた。江戸時代に日本にも伝えられ、遊蝶花などと呼ばれた。

CMYK : 80,90,0,0 RGB : 74,55,129 16進法 : 4A3781


ピアニー

 
芍薬(しゃくやく)の花のような、鮮やかな赤紫。ピアニーとは英語で芍薬のこと。東洋では牡丹が赤紫の色名に取り上げられるが、西洋では芍薬である。

CMYK : 35,100,10,28 RGB : 113,17,84 16進法 : 711154


藤色(ふじいろ)

 
藤の花のような、明るい青みのある紫。古くは平安時代の宮廷女官の襲の色目に用いられ、日本の伝統色名として、日本女性に最も愛好された色の1つであったと考えられる。明治以降の文学や美術にも藤色をまとったヒロインが多く描かれている。

CMYK : 30,25,0,0 RGB : 168,173,204 16進法 : A8ADCC


藤紫(ふじむらさき)

 
やや青みの少ない明るい青紫。藤色よりやや濃い目の色で、主に染色の色名として用いられた。江戸後期に藤色が和装の色として非常に愛好され、わずかな色みの違いを区別するためにこの色名が生まれたと言われている。

CMYK : 40,40,0,0 RGB : 146,141,185 16進法 : 928DB9


二藍(ふたあい)

 
藍と紅花で染めた、くすんだ青みの紫。青の藍と赤の藍の2種類の藍で染めた色という意味の伝統色。古来、藍とは染料のことを指し、紅も中国の呉から伝わったため、呉藍(くれあい)と言われていた。

CMYK : 56,60,22,50 RGB : 66,59,78 16進法 : 423B4E


フューシャ

 
鮮やかな赤紫。フューシャは、熱帯アメリカ産のフクシアの花の色にちなんで名づけられた。色名としてのフューシャは1892年の記録が最も古い。

CMYK : 30,80,0,0 RGB : 164,79,143 16進法 : A44F8F


ヘリオトロープ

 
花の色からとられた鮮やかな青紫。ヘリオトロープはペルー原産の植物。太陽を表すヘリオスと向かうという意味の「トロープ」の合成語を、そのまま日本語にすると「ひまわり」を意味する。和名を匂紫といい、香水として知られている。

CMYK : 50,57,0,0 RGB : 126,110,164 16進法 : 7E6EA4


本紫(ほんむらさき)

 
鮮やかな紫。日本に自生していた多年草の紫草という植物の根を紫根といい、その根から作られる液体で紫色を染めたという。紫草によって染めたものを「紫根染」と言う。

CMYK : 50,86,0,0 RGB : 127,65,136 16進法 : 7F4188


マーリー

 
濃い赤紫。日本語の桑の実色と呼ばれる色のことで、本来はマルベリー。英語のマルベリーが色名として現れるのは1776年のことである。

CMYK : 70,85,50,34 RGB : 62,40,58 16進法 : 3E283A


マロウ

 
マロウは葵(あおい)のことで、色は葵の花のような濃い赤紫。モーヴ(フランス語で葵)と区別するためにマロウレッドと呼ばれる。色名は古く1611年から記録されている。

CMYK : 18,75,0,0 RGB : 186,90,149 16進法 : BA5A95


モーヴ

 
葵(あおい)を意味するモーヴィンからとられた、強い青みの紫。1856年にイギリス王立カレッジの化学生がマラリアの特効薬の実験中に、偶然紫色の浴液を発見した。これが人類初の化学染料の発見となった。

CMYK : 50,70,0,0 RGB : 127,91,151 16進法 : 7F5B97


ライラック

 
ライラックの花の色を由来とする、赤みの薄紫。ライラックはアラビア語のlilakやペルシア語のlilagの発音を移したもので、もとは青っぽいという意味。ライラックは、コーカサス、アフガニスタンの原産で、ヨーロッパには15世紀頃に伝わった。

CMYK : 20,30,0,0 RGB : 191,171,200 16進法 : BFABC8


ラベンダー

 
ラベンダーの花のような明るい青紫。ヨーロッパでは昔から香料や香水に用いられたことから、ラテン語で「洗う」を意味するラヴァレ、青みのあることに関係するリヴェレなどから名前がついたと言われている。

CMYK : 23,30,0,5 RGB : 176,162,191 16進法 : B0A2BF


竜胆色(りんどういろ)

 
竜胆(りんどう)の花のような、やや薄く鈍い青紫。竜胆は桔梗と並んで日本の秋を代表する花で、襲の色目でも旧暦の8月から11月に用いられた。英語での色名はgentian blue(ジェンシアンブルー)。

CMYK : 50,50,10,0 RGB : 127,119,158 16進法 : 7F779E


レイズン

 
干葡萄の実から名づけられた濃い紫。葡萄といえばヨーロッパの方が歴史が古いが、色名として使われたのは18世紀から。

CMYK : 53,90,34,53 RGB : 59,21,47 16進法 : 3B152F


ローズマダー

 
鮮やかな紫みの赤。マダーとは茜のこと。茜は古くから藍とともに、人類最古の植物染料として知られている。1868年に人工色素を用いたローズマダーの絵の具が流通し始めた。

CMYK : 0,100,30,45 RGB : 126,13,59 16進法 : 7E0D3B


ロイヤルパープル

 
濃い赤みの紫。「王室の紫」という意味。古代ローマでは権力を象徴する皇帝専用の色であり、日本では律令時代の朝服で濃紫に次ぐ高貴な色とされた。

CMYK : 60,95,20,13 RGB : 101,42,96 16進法 : 652A60


若紫(わかむらさき)

 
明るい紫。古今和歌集に出てくる若紫は色の名前ではなく、紫草の若い根のことであったが、江戸時代になって若紫は染色の色名として、歌舞伎や浄瑠璃また後世の文学的表現にも登場する。「若」の形容は明るく新鮮なイメージを表す。

CMYK : 40,50,0,0 RGB : 147,125,173 16進法 : 937DAD